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武術散策  疲労の取り方

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武術散策  疲労の取り方



 僕が柔道の後の筋肉疲労を回復するために試してみて、非常に効果があった方法があるので紹介してみたい。それは『アクティブ・レスト』という理論である。これは「積極的休養」と訳されるもので、比較的最近出てきた理論のようだ。Jリーガーやプロ野球などのスポーツ選手などの疲労を取るために、実際に用いられてるようである。

 事の発端は、僕がプールに行くようになって、ある事に気づいたことからだった。それは以前にも書いたが、「プールで泳ぐと、疲労が取れる」という事である。運動の疲労が運動でとれるとはどういう事なのだろうと思って調べてみると、すでにそういう理論があるのを知った。それが「アクティブ・レスト」である。

 この「アクティブ・レスト」、元々はJリーガーたちの疲労をいかに抜くか、というところから研究が始まったらしい。そこであるチームが、試合の翌日、家でゆっくり休養するグループと、翌日プールで軽い泳ぎやウォーキングをするグループに分けて実験してみたという。
 すると家で休んでいたグループより、プールに来ていたグループの方がより疲労が回復していることが判った。これは乳酸値などのデータもそうだが、選手たちの体感覚でもそうだったのである。

 筋疲労するメカニズムというのは厳密にはよく判ってないらしいが、一つの目安になっているのが乳酸のたまり方である。運動をすると、筋肉に乳酸が蓄積する。通常だとこの乳酸は、エネルギーとして再び再利用されるのだが、激しい運動の場合、その再利用が追いつかずに筋肉に乳酸が蓄積する。これが筋疲労のもとではないかと目されている。
 そこで軽い運動をすることによって、この乳酸を再利用させ、筋疲労の元をなくそうというのが「アクティブ・レスト」の基本理論である。そのためにはアクアビクスと呼ばれるプールでの運動や、ストレッチなどが有効であるという。

 また血行をよくすればその乳酸利用率があがるため、交替浴が推奨されている。交替浴とは熱ブロ→冷ブロ→熱ブロを数回繰り返すことだが、これが抜群に疲労回復にいい! 
 僕の場合は柔道をやってる体育館にシャワーがあるので、熱シャワーと冷シャワーを交互に繰り返す。今まではとにかく運動して熱いから冷シャワーだけ浴びてたのだが、それを少し我慢して熱シャワーを入れると、断然、疲労の回復度が違うのが判った。

 注意すべきは、最初と最期は熱いのにすること。最期を熱くするのは血管を収縮させないためだと思われる。僕は体育館から帰って本格的に風呂に入るときも、風呂の合間に冷シャワーを2回ほど入れる。それで充分、疲労回復になる。
 柔道は過度の全身運動なので、全身の筋疲労も半端ではない。翌日、翌々日の筋肉疲労は、正直、仕事をするにもしんどいものがあった。しかし練習後のストレッチと交替浴を取り入れてアクティブ・レストに取り組んでから、翌日の筋疲労の度合いがかなり軽減するのを実感した。今では欠かせない過程となっている。

 動画に一応ストレッチを入れてみた。足の末端の方(アキレス腱、ふくらはぎ)から、大腿前部、ハムストリングス、腰周り、背中、腕、首と徐々に上に上がってくるストレッチである。運動した筋肉は筋収縮を起こしてるから、それを伸ばす気持ちで行う。なんとなくやるのではなく、伸ばす部位を意識したほうが効果は高い。

 http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=16012523&video_id=4980093

 容量の関係で片側しか入れられなかったが、本来は左右両方ともやる。痛いところはムリに伸ばさないこと。また痛い側とは逆側に曲げて力を入れて、フッと力を抜く操体法の方法なんかも効果がある。うまくすると、痛い側に曲げられるようになる。

 また柑橘系のジュースも筋疲労の回復にはよく効く。僕は練習後に、必ずコンビニで100%グレープフルーツジュースを買って飲む。これは100%じゃないとダメである。普段はすっぱくて飲めないが、練習後はメチャクチャ美味しく感じるから不思議である。
 お勤めをしながら武術にいそしむ皆さんに、少しでも役に立てばいいなと思う次第である。
 
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