今日は友人の主催する劇の観劇に出かけた。八王子から池袋である。これは結構遠かった。劇は面白く、なかなか頑張ってるなという感じであったが、観劇の後、友人から彼女を紹介された。
実は友人グループのなかで、彼女を紹介されるのは初めての体験である。無論、友人が彼女を作ったのが初めて、ということではなく、距離が遠かったりタイミングが合わなかったりして、僕だけ友人達から紹介をされた経験がないのだ。
考えてみれば、僕が彼女(今の奥さん)を紹介した事があるだけで、友人の彼女を紹介されたという事がない。これは少々寂しいもので、どうも自分だけ妙な位置にいるような感じがしたものだ。ちなみに既婚者も僕だけである。
で、彼女の方はなかなかよいお嬢さんだった。よかったよかった。しかしそれはそれとして会話の話題に、『僕』が夢中になって武術の話をしてるのには参った。友人は空手経験者なので興味がなくもないし、奥さんは薙刀家である。
しかしお嬢さんの方はK-1をたまに見るというぐらいの人なので、そんなに突っ込んだ話をしても…(引かれるだけ)とか思っていたが、これがハタと気づくとやたら喋ってる自分がいるのに気づく。慌てて話に急ブレーキ!
僕 「…いや、武術の話ししすぎだよね、ヤバイ、ヤバイ」
友人 「いつもこんな感じ?」
奥さん「いつもこんな感じ」
友人 「…大変だね」
奥さん「いや、もう慣れてるから」
さすがうちの奥さん! とか笑ってる場合じゃない。話し出すと止まらない自分に気づき、結構驚いた。いや、こんなに武術を語りだすと長いとは。それにまた、それだけ話すネタがあるとは。我ながら、自分に驚くばかりである。
えー、友人の彼女さんには少々、申し訳ないことをした。別に武術バカというわけでなく、他にも色々あるんですが…。
ちなみに奥さんは、この日記を覗いて一言。
「あれでも、頑張ってセーブしたんでしょう?」
「うん」
さすが、よく判ってる。