実は金曜日は夏休みであった。それでなんだか昼間からミクシイを覗いたりしていたのだが、昼食後には驚くほどに昼寝をした。結構、疲れがたまっていたらしい。
病院は基本的に無休なので、配送の僕らも交代で休みを取る。今年は長い休暇ではなくて、チョコチョコと分けて休むことにしている。しかし僕が休んでも奥さんが薙刀で忙しかったりして、今年の夏は遠出できそうもない。残念である。
しょうがないので図書館でＳＦ小説なんか借りてきて読んでいる。うーむ、久しぶりだ。この機にまとめて読んでみようと思っている。そんな事はさておき、面白いニュースが。
最古の鉄剣、材料は宇宙から
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=599573&media_id=4
これは驚いた！ トルコで世界最古の鉄剣が発見されたのだが、これが実は隕鉄でできてることが判明したというのだ。隕鉄、つまり隕石が原料だったというのだ。これは驚きである。
残念ながら何世紀くらいのものだったかなどの詳細がないので判らないが、「世界最古」というからにはヒッタイトのものより古いという事なのだろう。ヒッタイトといえば製鉄技術を秘密裏にして、紀元前１７世紀頃から西アジア辺りで覇権を誇っていた大国である。その最大の武器が、当時の周辺各国の主流武器であった「銅剣」より強度の勝る、「鉄剣」だったのだ。
さて、この隕鉄製鉄剣は、どこでどのような製鉄技術で作られたものだったのだろう。そういえば『宗像教授伝奇考』のシリーズで、隕鉄をもとにした製鉄技術がネタになってた話があったかと思う。思えばあれは、このニュースを先取りしてたわけだ。恐るべし。
