なかなか変われなかった人間が変わって良かったと思うことを寝る前に話したいと思う。
まあ、私の生い立ちを説明すると波乱万丈で普通の家庭というのは14歳までしか体験していない。
それ以降は紆余曲折を経て、念願の一人暮らしを始めたのが約3年くらい前。
一人暮らしを維持するにはまず仕事がないといけないのであらゆることをやった。
気付けばどれも身内が今までやってきたことを無意識に選択してきた。
業務内容はもちろん違うけど、言葉上では同じようなこと。
それで、行くのが嫌だった日もあったけど煮詰まって辞めてしまったこともあるけど、ただ一つ言えるのはどの職場も頭の中に画像として入っているということ。
この職場はこんなところ、あの職場はあんなところ。
あちこちに足跡をつける。
もちろん、行くのが嫌な日だってある。
喚いたこともあるし、泣いたこともある。
けれど、そういうことを経験したからこそもらえたものがある。
それは自分自身を変えるということ。
変われるということを自分でできるようになったのは大きなことだって思える。
グズでノロマで泣き虫だったのは事実だし。
自分で決めたことと他人に決められたことは違う。
誰かにやって!って言われることと自分がやる!と決めたことって違う。
その内容が同じであっても違うって感覚が身についてきた。
自分自身でやるって決めたことって本当、誰のせいにもできないから、ビビる。
これがまず最初。自分の頭で考えられれば良いんだけど、この他にも良い方法があるんじゃないか?これが本当にベストなのか?自問自答しているけれど、こうだ!って思える答えはなかなか出ない。
その時間こそが大切なのかな?って思う。
それで、そうこうしているうちに色んなことを仕事を通して学ぶ。
私が学んだのは、今話したこと。
人間って弱いからつい、強い人の意見を聞きたくなるけど、それが間違いの場合だってある。なぜ、それが正しいのか?って自分自身で考える頭を持っていないとそれが正しいかどうかも分からないようになる。
つまり、自分自身が歩いた道が正しい道であり、その先を行くのも、後戻りするのも自分なんだ。
その道中、誰かと出会うこともあるし、離れることもある。
それで良いんだって思うんだ。
その先に出会える人がきっと良い人である可能性がある。
逆に今まで会った人が最もベストな人であるとも言えるが、でも、自分が変わっていなければ会えない人がいる。
どっちを取るか?って話。
今は嫌だけど、あの経験があって良かったなって思える経験もある。
それがあるからこそ耐えられる自分がいる。
免疫がない人はすぐに逃げる。だから、あえて嫌な方に進むこと。それが結局は良いことだっって思える日が来ると思う。
逃げ続けると弱くなるんだなってことが生きれば生きるほど思う。
周りを見たとき、自分、何にも成長してないやん!何逃げてたんだ?って気付く日が来る。あの時、ああしていればとか絶対あると思う。
そういう風にしちゃったのは自分だし、そうならないように仕向けているのも自分なんだよな。
だから、結局、最後は自分に返ってくるんだろう。
人に優しくしたらそういう風に返ってくるし、人に厳しくしたらそういう風に返ってくる。
ただそれだけ。